(ブルームバーグ): 東京株式相場は反発。米製造業指数が堅調な拡大を示したことや原油高を受けて経済再開の進展が期待された。自動車や電機、商社などの輸出関連、情報・通信、銀行を中心に幅広い業種が買われた。

市場関係者の見方

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長

月末月初が過ぎてボラティリティーが低くなり機械的に買いが入りやすい。きょうは大型の景気敏感系が買われしっかりしている印象今晩の米雇用統計の結果が強ければ景気敏感、弱ければ緩和継続でハイテクが選好され、日本株は景気敏感銘柄が多いので、雇用統計の結果が良いと相対的に強くなるだろう結果が弱ければテーパリングが先送りになり、強ければテーパリングは前倒しにはなるが、ある程度織り込まれているので、米株はよほど外れた数字が出ないかぎり上にも下にも動かないだろう

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト

米供給管理協会(ISM)の統計結果は、人手不足と原材料不足に言及する業界が多く全体の抑制要因にはなっているが需要自体は強い。在庫指数は若干上がったものの在庫不足は顕著だった日本の鉱工業生産でも電子部品デバイスの在庫率は低くひっ迫しており、挽回生産をせざるを得ない。生産は当面強く、経済の堅調さはここからまだまだ続くだろうこれからの決算発表で良い内容が予想されるのは製造業やデジタルトランスフォーメーション(DX)関連だろう

東証33業種

背景

米ISM製造業景況指数、やや鈍化も拡大継続−仕入価格が急上昇米失業保険申請件数、予想以上に減少−コロナ禍以降の最少更新東京都で新たに673人の新型コロナ感染確認、7日間移動平均523.1人【米国市況】株が上昇、バリュー株に買い−原油は75ドル台回復ドル・円相場は1ドル=111円60銭近辺で推移、前日の日本株終値時点は111円12銭

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