(ブルームバーグ):

米国では4日の独立記念日を挟んだこの3連休、各地で祝賀イベントが開かれています。今年は特に、新型コロナウイルス禍の克服を祝うという例年とは違った雰囲気も広がっています。ただ独立記念日までに成人の70%を目標にしていたワクチン接種率は4日朝の段階で67.1%にとどまっており、接種が遅れている地域では新規感染が増加。バイデン大統領はこの日の演説で国民にワクチン接種を改めて呼び掛ける見通しです。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

ブロック

中国サイバースペース管理局(CAC)はアプリストア運営各社に対し、配車サービスを手掛ける中国の滴滴出行を提供アプリのリストから除外するよう命じた。滴滴による個人情報の収集と使用に関する深刻な違法行為を理由としている。CACは滴滴に対し、法的義務と国家基準に従って問題を是正し、ユーザーの個人情報の安全を保護するよう命じた。

延長拒否

アラブ首長国連邦(UAE)は石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の協調減産を来年4月より先に延長する他の参加国の提案について、UAEの減産の計算基準となるベースラインの引き上げを認めない限り、拒否する方針を明らかにした。UAEは8月から毎月日量40万バレル供給を増やす減産縮小に同意するとしながらも、減産合意を延長する案は、それと別に扱うべきだと主張した。

ロシア関与か

ロシアに関係するハッカー集団が、マネージドサービスプロバイダー少なくとも20社に不正侵入し、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」による攻撃を成功させたようだ。世界最大の食肉加工会社、ブラジルのJBSへのランサムウエア攻撃に関与したとされる「REvil(レビル)」が背後にいると考えられる。サイバーセキュリティー会社ハントレス・ラブズによれば、1000社余りが既にハッキングの影響を受けており、数はさらに増えると予想される。

ようやく航行再開へ

スエズ運河で3月に座礁し、1週間近くにわたって航路をふさいだ大型コンテナ船「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)は7月7日に留め置きを解除される。スエズ運河庁が4日に明らかにした。エバーギブンを巡る協議で、当局と所有者側が合意に至ったという。合意の署名式が7日に開かれ、エバーギブンは航行再開が認められると、同庁の報道室は電話で説明した。

緊張高まる中

中国の習近平国家主席とメルケル独首相、マクロン仏大統領は今週、ビデオ会議を行う予定だ。複数の関係者が明らかにした。会議のアジェンダは現在のところ不明。欧州と中国の間では最近、貿易や人権問題、新型コロナウイルスの起源などを巡って緊張が高まりつつある。

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