(ブルームバーグ): 中国のサービス業活動を測る民間指数が6月に大きく鈍化した。国内の一部で新型コロナウイルス感染が確認されたほか、新規受注が弱まり、雇用指数も低下した。

   財新伝媒とIHSマークイット・エコノミクスが5日発表した6月の中国サービス業購買担当者指数(PMI)は50.3に低下し、昨年4月以来の水準にとどまった。5月は55.1だった。エコノミスト予想の54.9を大きく下回った。発表資料によれば、雇用指数は活動拡大・縮小の分かれ目である50を割り込んだ。

  財新のサービス業PMIは、国家統計局が先週発表した6月の非製造業PMIよりも低下幅が大きくなった。

中国製造業PMI、6月は前月並みの水準保つ−景気回復安定化

  財新智庫の王喆シニアエコノミストは発表資料で、珠江デルタ地域で確認された最近のコロナ感染がサービスセクターに影響したと指摘。事業活動と新規受注の拡大ペースは1年2カ月ぶりの低水準となった。

  財新が1日発表した6月の中国製造業PMIは底堅さを維持。力強い工業・輸出需要が支えになった。

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