(ブルームバーグ): 6月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びとなった。企業が一段の値上げ圧力にさらされていることが示唆された。

  前年比の数字はいずれも2010年の統計開始以降で最大の伸びを記録した。

  商品価格の上昇や世界的なサプライチェーンでの問題を背景に、PPIは過去数カ月で予想を上回るペースで伸びが加速してきた。熟練労働者の確保が難しいことも賃金への上昇圧力となっている。

米消費者物価、2008年以来の大幅上昇−市場予想の全てを上回る (2)

  財の価格は1.2%上昇。前月は1.5%上昇だった。サービスのコストは0.8%上昇と、年初来で最大の伸びを示した。PPI全体の伸びの約6割をサービスが占めた。

  サービス価格上昇には卸売業者や小売業者が受け取るマージンの伸びが反映された。

  6月は液化石油ガス(LPG)や合板などが前月比で2桁台の伸び。

  食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比で0.5%上昇。前年同月比では5.5%上昇と、2014年のデータ算出開始以来で最大の伸びとなった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

(統計の詳細を追加し、更新します)

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