(ブルームバーグ): インドでフードデリバリー事業を展開するゾマトの株価は上場初日の23日、一時80%余り上昇した。急成長を遂げている同社の新規株式公開(IPO)規模は13億ドル(約1430億円)と、国内では2020年3月以来の大きさとなった。

  インドのIPO市場を利用する初のユニコーン(企業価値10億ドル以上の未公開企業)だったゾマトは、国内の投資コミュニティーにめったに見られない熱狂を生み出している。

インドのユニコーン、調達ラッシュ−中国でやけどした投資家呼び込む

  インドのテクノロジー業界では中国のアント・グループなどが出資するペイティーエム(Paytm)や米ウォルマート系のフリップカート・オンライン・サービシズも注目されており、ゾマト株の上場初日のパフォーマンスはこの業界を見極めるバロメーターの1つとなる。

  ゾマトもアントが出資する企業の1社。投資家の間では、インド市場はバブルがいつ崩壊してもおかしくない状態にあり、バリュエーションがファンダメンタルズを上回っているとの懸念が広がっている。

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