(ブルームバーグ): 韓国経済の4−6月(第2四半期)の成長率は予想を下回った。投資の伸びが前期から鈍化したほか、輸出が減少し、若干の弱さが示唆された。同国ではここ数週間に新型コロナウイルス感染が急拡大している。

  韓国銀行(中央銀行)が27日発表した4−6月期の国内総生産(GDP)は前期比0.7%増加。市場予想は0.8%増だった。前年同期比では5.9%増(予想6%増)。

  7月以降の新型コロナ感染再拡大を踏まえると、7−9月(第3四半期)にさらなる減速が見込まれる。ワクチン不足で接種が遅れる中、1日当たりの新規感染者数が1000人を大きく上回ったことを受け、政府は人口の半分をロックダウンに近い状態に置くことを余儀なくされている。 

  民間支出は前期比3.5%増と、2009年以来の高い伸び。政府支出は3.9%増で、1987年以来の大幅増となった。

  輸出は調整後ベースで2%減、輸入は2.8%増えた。設備投資は0.6%増と、前期の6.1%増から伸びが大幅に縮小。建設投資は2.5%減、製造業は1.2%減少した。

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