(ブルームバーグ): 米国の個人消費支出は6月に市場予想を上回る伸びとなった。サービスへの支出増加を反映した。注目される価格指数は上昇が続いた。

  ワクチン接種や経済活動再開の広がりで、外食などのサービスや財への消費が進んだ。財への支出は新型コロナウイルス禍前の水準を大きく上回っており、コロナ禍の影響を大きく受けたサービスセクターへと徐々に支出先がシフトしている。

  需要の急速な持ち直しで、供給が追いつかず、企業は人材確保や生産に必要な資材の調達に苦慮している。こうした制約が価格を押し上げ、購買力の低下につながっている。

  個人所得は0.1%増。前月までは2カ月連続で減少していた。賃金・給与は0.8%増で、給与増加と労働市場改善の両方が反映された。

  インフレ調整後の実質PCEは前月比0.5%増加。前月は減少していた。サービスへの支出が実質ベースで0.8%増と、4カ月連続でプラス。一方、財への支出は0.2%減少した。

  食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は前月比0.4%上昇。前年同月比では3.5%上昇と、1991年以来の高い伸びを示した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

(チャートと2−3段落を追加し、更新します)

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