(ブルームバーグ):

中国アリババグループ傘下のフィンテック企業、アント・グループの1−3月決算は、利益が136億元(約2300億円)に減少した。中国当局は昨年末、史上最大となるはずだったアントの新規株式公開(IPO)計画に対して突然、中止を命じ、同社に事業縮小を指示していた。

  アントの3日付届け出によると、1−3月のグループ利益に対するアントの寄与は約45億元だった。アリババのアント持ち分は33%のため、アントの同期利益は136億元だったことになる。アントはアリババから1四半期遅れで決算を報告している。アントはコメントを控えた。

  中国当局による国内テクノロジー大手の締め付け強化が広がる中、アントが大きな課題に直面していることを今回の減益決算は浮き彫りにしている。

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