(ブルームバーグ): 米国の企業活動は8月も引き続き拡大ペースが減速し、8カ月ぶりの低水準となった。原材料や労働力の不足、新型コロナウイルス感染の急拡大が背景にある。

  総合PMIは、5月に過去最高水準(68.7)を付けた後は毎月低下している。8月の低下は、需要増大に応えるのに既に苦慮している企業に、サプライチェーンの混乱がさらなる打撃となっている状況を浮き彫りにした。サービス業、製造業ともに人員採用や原材料の入手に引き続き課題を抱えている。

  製造業PMIの入荷遅延指数は、2007年にさかのぼるデータでリードタイム(発注から納品までに要する時間)が過去最長となったことを示した。

  総合PMIの投入価格指数も上昇し、09年にさかのぼるデータで2番目に高い水準。インフレ圧力が続いていることが示唆された。

  サービス業PMIは55.2で、昨年12月以来の低水準。製造業PMIは61.2と、4カ月ぶりの低水準。雇用や受注が低下した。

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