(ブルームバーグ): 電気自動車(EV)用バッテリー世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)が同国の鉱山会社、金川集団国際資源への出資を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。原材料となる主要金属の確保を目指す。

  非公開情報だとして匿名を条件に話した関係者によると、米テスラにバッテリーを供給するCATLは、金川国際と約10%の株式買い取りを巡り初期段階の協議を進めている。香港に上場する金川国際の株価の1.5倍を超える水準での取得提案となる可能性があるという。26日の同社株は報道後に90%値上がりする場面があった。

  関係者によれば、協議は初期段階で、CATLが金川国際の株式取得を見送る可能性もある。この案件は政府の承認が必要になるかもしれないという。CATLと金川国際の担当者にコメントを求めたが、いずれからもすぐには返答がなかった。

  金川国際の年次報告によると、同社は2020年に4200トン相当のコバルトを生産した。

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