(ブルームバーグ):

オーストラリア政府は新型コロナウイルスワクチンの接種率が一定の水準に達した場合に国内外の境界を再び開放することを目指しているが、コロナ撲滅の取り組みで州の間に亀裂が生じている。

  米モデルナと武田薬品工業は最近ワクチン接種を受けた日本人男性2人の死亡について、モデルナ製ワクチン接種との因果関係は確認されておらず、現時点では偶発的に生じたものと考えられると説明した。

モデルナ株上昇−日本の死亡事例、ワクチンとの関連確認できずと説明

  タイで新たに262人のコロナ感染による死者が報告され、累計では1万2103人となった。新規感染者は1万4956人。シンガポールの新規感染者は引き続き100人を超えている。

  米雇用主の52%が年末までに新型コロナワクチンの接種義務化を計画もしくは検討していることが、コンサルタント会社ウィリス・タワーズ・ワトソンの調査で分かった。

米雇用主、過半数が年末までにワクチン接種義務を検討・計画−調査

  米アップルは米国の従業員全員に新型コロナワクチン接種状況を報告するよう求めている。新型コロナ対策の一環だが、接種義務化には踏み込まなかった。同社は米従業員に対し、オフィス、在宅など勤務形態を問わず、今月半ばまでに「自主的に」ワクチン接種状況を報告するよう求めた。

アップル、米従業員全員にコロナワクチン接種状況の報告求める

  新型コロナ禍でホワイトカラー労働者がリモートワークになったり、郊外に移住したりする傾向が広がった結果、都市に取り残された未熟練労働者が予期せぬ打撃を被っている。

リモートワーク拡大で仕事激減−米都市の未熟練労働者に予期せぬ打撃

  モデルナは1日、新型コロナワクチンのブースター(追加免疫)接種で米食品医薬品局(FDA)の正式承認を目指し、初期データを提出したことを明らかにした。発表資料によれば、臨床試験で用量を現行ワクチンの半分の50マイクログラムとしたブースター接種により、デルタ変異株に対する抗体レベルは40倍超に増加したという。

モデルナ、ブースター接種のFDA正式承認目指す−初期データ提出

  米国の新型コロナ患者の入院件数が6月27日以降で初めて減少に転じた。米厚生省のデータによると、コロナ陽性者の1日当たり新規入院件数(7日平均)は前週比で2.4%減って1万2280人。このところの入院者増加がひとまず峠を越した可能性を示唆している。

  米ファイザーは重症化リスクが低い成人患者1140人を対象とした経口型抗ウイルス薬候補の第2/3相臨床試験(治験)で、同薬の投与を開始したと明らかにした。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億1830万人、死者数は454万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計53億5000万回を超えた。

(豪州やモデルナなどの情報を追加して更新します)

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