(ブルームバーグ): 米ヤム・ブランズ傘下のケンタッキーフライドチキン(KFC)は人気のチキンテンダー(骨なしチキン)を積極的に宣伝したいものの、骨なしタイプを中心とする鶏肉の品薄状態が続いていることから、テレビコマーシャルを見合わせている。

  米国部門のケビン・ホックマン社長はインタビューでチキンテンダーについて、「供給は需要を満たすには十分だが、テレビで積極的に宣伝できるほどではない」と説明。現時点で骨付きの鶏肉はもっとたくさんあるとして、「広告と販売促進の面では、量的に十分なものに焦点を当てていく」と述べた。

  米国での骨なしチキンサンドイッチの人気を受け、ポパイズやバーガーキング、マクドナルドなどの競合企業もトレンドに乗ろうとしているが、鶏肉工場などサプライチェーンの人手不足で在庫確保が困難になっている。

  チキンテンダーやチキンナゲットなどの商品は骨を取り除く追加の作業をしなければならず、「そのためにはもう少し人手が必要だ」とホックマン氏は語った。

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