(ブルームバーグ): アジア系投資ファンドのMBKパートナーズは、保有するアコーディア・ゴルフ(東京・品川区)など日本のゴルフ場運営会社を売却する方針だ。このほど1次入札を実施し、米ブラックストーン・グループなどが2次入札に進んだことが14日、分かった。

  匿名を条件に語った関係者らによると、2次入札は10月末となる見込み。1次入札は8月中に実施され、ほかにソフトバンクグループ傘下の米フォートレス・インベストメント・グループも2次入札に進んだ。韓国系企業を含むコンソーシアムなど、買い手候補はほかにも残っているという。

  今回、売却対象となっているのは、アコーディア・ゴルフとMBKが2019年にオリックスから買収したネクスト・ゴルフ・マネジメント(東京・品川区)。ウェブサイトによると、アコーディアが運営するゴルフ場は132(8月末)、ネクスト・ゴルフは37と合計すると国内最多を誇る。関係者らによると、合わせて4000億円規模の価値があるとみられる。また、別の関係者によると、実際の売却額はそれを上回る可能性もあるという。

  MBKとブラックストーンの広報担当者はコメントを控えた。フォートレスからのコメントは得られていない。

  アコーディアの前身は1981年の創業で一時期、米ゴールドマン・サックスの出資を受けていた。MBKは17年に東証1部に上場していたアコーディアを株式公開買い付け(TOB)で完全子会社化した。非上場化した上でゴルフ場の新規取得や運営クオリティーの向上などを目指すとしていた。

(第5段落にアコーディアに関する情報を追加するなどして記事を更新します)

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