(ブルームバーグ): ロンドンの金融街シティーのオフィスに出勤した従業員の割合は9日に50%を超えた。ユーザーの居場所を追跡するグーグルのデータが示した。これは1年半前に政府がロックダウン(都市封鎖)を実施して以降で最高になる。

  出社する人の数はここ数カ月徐々に増えていたが、学校の新学期が始まったことで加速した。多くの雇用主が、少なくとも週に何日かは出社するよう促している。

  働く人々が戻ってきたことで地域経済は活気づき、シティーのバーやレストランは先週末、新型コロナウイルス禍が始まって以来の人出となったもようだ。交通渋滞と公共交通機関の利用も著しく増えている。

  シティーで働く54万人の従業員たちは昨年3月、大半が在宅勤務を命じられ、シティーからは人影が消えた。

  シティーのオフィス復帰は依然として他の地域に後れをとっている。オフィスビルにセンサーを取り付け、出勤率を測定しているメトリカスのデータによると、英国の主要都市のオフィス復帰率は先週、90%に達し、1週間前の58%から上昇した。

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