(ブルームバーグ): 東京株式相場は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表を前に買い控えムードが出た。機械や素材、商社などの景気敏感株の下げが目立った。不動産開発の中国恒大集団の債務問題への懸念も根強く、中国に事業を展開する関連株にも売りが続いた。

市場関係者の見方

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

米金融政策の発表を待つ投資家が多く、きょうは様子見となった。FOMCで公開されるドットチャートで、来年の利上げ実施を見込むメンバー数や2024年までの利上げペースを見極めたいムードがある中国恒大集団問題による不安は根強い。不透明感が払しょくされるまでは、卸売や機械など中国に絡んだ景気敏感株が下落するといった影響がみられるだろうただ、きょうは恒大集団で社債利払いに向けた動きが出たことや中国人民銀行が短期資金供給を2兆円に拡大したことが相場を下支えする材料になった

東証33業種

背景

中国恒大の本土不動産部門、人民元建て社債で利払いへ中国人民銀、短期資金の供給を2兆円に拡大−恒大で市場動揺後 (1)【米国市況】S&P500小幅続落、中国リスク意識−FOMC決定控え

 

©2021 Bloomberg L.P.