(ブルームバーグ): 中国政府の主催で26日に浙江省烏鎮で開幕した「世界インターネット会議」に米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がリモートで参加し、スピーチを行った。中国経済がかつてなく動揺する中にあっても、マスク氏はテスラの中国における投資と拡大へのコミットメントをあらためて表明した。

  習近平国家主席は祝賀メッセージで、活力あるデジタル経済創出と監督の効果を向上させることに向け、中国は全ての国と協調して取り組むと確約した。劉鶴副首相が同メッセージを伝えた。同会議は2014年から毎年開催されており、今年で8回目。

  インテルのパット・ゲルシンガーCEO、クアルコムのクリスティアーノ・アモンCEOもリモート参加した。アリババグループや小米など中国企業に加え、米企業の首脳も参加したことから、大手テクノロジー企業の影響力の制限に取り組む中国政府と業界の関係が幾分か正常化する可能性がある。

  マスク氏は「テスラとしては、データ管理強化を目的にした一連の法規が公表されてきたのは喜ばしい」とした上で、「データ保護は1社の問題だけでなく、業界全体のためにも互いに努力すべきだ」と指摘。中国は「デジタル化においてグローバルリーダー」にふさわしい実績を上げてきたと称賛するとともに、引き続き中国投資を拡大すると語った。

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