(ブルームバーグ): スペインのインフレ率は9月に13年ぶり高水準に達した。エネルギー価格の高騰がユーロ圏の市民生活に影響を及ぼしていることが示された。

  9月のインフレ率は前年同月比で4%上昇と、ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値の3.6%上昇を上回った。週内にはドイツやフランス、イタリアのインフレ統計発表が相次ぐ。ユーロ圏全体の数値も10月1日に発表され、域内全体でのインフレ加速が明らかになる可能性がある。

  欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は28日、物価の急伸が域内の「経済全体に広がっている兆候はない」と述べていた。スペイン中銀のチーフエコノミスト、オスカル・アルセ氏によれば、同行はインフレ率が11月にピークを付け、その後目標値である2%へ低下すると予想している。

 

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