(ブルームバーグ): 米国の個人消費支出は8月に増加し、市場予想も上回った。財への支出が全体をけん引した。市場関係者が注目するインフレ指標も予想を超える伸びとなった。 

  今回の統計は、新型コロナウイルス感染が拡大する中でも消費需要が引き続き堅調だったことを示唆している。8月は財、特に食品や家庭用品への支出が増えた。感染懸念の高まりを背景に、消費者が外食や旅行などを控えている可能性がある。

  インフレ調整後の実質PCEは前月比0.4%増。前月は0.5%減。サービスへの支出が0.3%増と、前月の0.7%増から伸びが鈍化した。一方、財への支出は0.6%増加。前月は2.6%減だった。

  食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は前月比0.3%上昇。7月も0.3%上昇だった。8月は前年同月比では3.6%上昇し、1991年以来の大きな伸びとなった。

  個人所得は0.2%増で、市場予想と一致。前月は子育て世帯への税額控除を受けて1.1%増加していた。賃金・給与は0.5%増。

  インフレ調整後の可処分所得は0.3%減。貯蓄率は9.4%に低下した。前月は10.1%だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

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