(ブルームバーグ): 1日の欧州株は下落。週間ベースでは2月以来の大幅な下げとなった。新型コロナウイルスの治療薬に関する明るいニュースがあったものの、欧州全域に広がるエネルギー供給不足への懸念や企業の利益見通し悪化が相場を押し下げた。

  ストックス欧州600指数は0.4%安。一時は1.6%安まで売られた。週間ベースでは2.2%下落した。米製薬会社メルクの経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」は、新型コロナで入院もしくは死亡するリスクを50%減らしたことが臨床試験の中間分析の結果から分かった。

  この日は業種別では鉱業やテクノロジー株が特に売られた。一方で旅行、不動産銘柄は上昇、公益事業株も堅調だった。

 

  欧州債はイタリア債を中心に上昇。ドイツ債は週間ベースではほぼ変わらずとなった。先週までは5週連続で下げていた。

  ユーロ圏のインフレ率は9月に市場予想を上回り、13年ぶりの高水準を記録した。欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事は、政策当局者はインフレ率を当局の目標である2%に一致させる決意だと表明した。

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Europe Stocks Have Worst Week Since February on Clouded Outlook

(抜粋)

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