(ブルームバーグ): NTTが国内市場で3000億円規模の環境債(グリーンボンド)を発行することが分かった。同社によると、企業によるグリーンボンドの発行額としては世界最大となる可能性がある。

  NTTの広報担当者によれば、10月に発行を予定しているのは3年、5年、10年の無担保普通社債で、調達資金は第5世代通信技術(5G)関連の投資や風力、太陽光など再生エネルギープロジェクトに充てる。

  NTTグループは日本全体の発電量の約1%を使用し、事業活動を行っている。澤田純社長は9月、新たな環境エネルギービジョンを発表し、2030年度に温室効果ガス排出量を80%削減(13年度比)、40年度にゼロを目指す方針を示した。再生可能エネルギーの利用拡大に加え、同社が提唱するネットワーク・情報処理基盤の構想「IOWN(アイオン)」の導入で電力消費量を削減する。

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  グリーンボンドの引き受け主幹事は野村証券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券、大和証券が務める。

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