(ブルームバーグ): アルケゴス・キャピタル・マネジメント関連の株取引について、ゴールドマン・サックス・グループとモルガン・スタンレーを投資家が提訴した。アルケゴスが担保として差し入れていた株式を両社が内部情報に基づいて売却したと主張している。

  中国の電子商取引会社、唯品会(ビップショップ・ホールディングス)の株主は両社をニューヨークの連邦地裁に提訴した。ビル・フアン氏のファミリーオフィス、アルケゴスがマージンコールに応じられない可能性が高いという情報を内々に入手してアルケゴスの保有銘柄を売ったと主張。売却により唯品会株は「きりもみ降下」したとしている。

  ゴールドマンの担当者はコメントを控え、 モルガン・スタンレーの広報担当は現時点でコメントしていない。

  ゴールドマンは3月27日の米市場取引開始前に百度(バイドゥ)とテンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループ(騰訊音楽娯楽集団)、唯品会の株式66億ドル(約7500億円)相当を売却したとブルームバーグ・ニュースが顧客への電子メールを引用して報じていた。

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