(ブルームバーグ):

バンク・オブ・アメリカ(BofA)の7−9月(第3四半期)利益はアナリスト予想を上回った。M&A(企業の合併・買収)の活況で、助言手数料収入が増えた。

  14日の決算発表によると、投資銀行部門の助言手数料収入は前年同期比65%増の6億5400万ドル(約740億円)。債券および株式による資金調達で多くの企業が同行を起用したほか、買い手にとっての資金コストの低さと売り手にとって魅力的なバリュエーションでM&Aが増え、収入増につながった。

   ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「景気の改善は続き、当社事業はパンデミック前の顧客拡大の勢いを取り戻した」とし、「預金の伸びは強く、ローン残高は2四半期連続で増えた。低金利が続く中でも純金利収入が改善した」と説明した。

  ローンおよびリースの残高は前期比で1%増の9277億ドルと、アナリスト予想の9239億ドルを上回った。純金利収入も10%増え111億ドルとなった。貸倒引当金は11億ドル戻し入れた。

  純利益は前年同期比58%増の77億ドル(1株当たり85セント)。1株利益のアナリスト予想平均は71セントだった。

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