(ブルームバーグ): 26日の米株式相場は小幅続伸。S&P500種株価指数とダウ工業株30種平均が最高値を更新した。インフレや成長への懸念が残る一方で、朝方発表された企業決算が投資家マインド改善に寄与した。

  ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)とゼネラル・エレクトリック(GE)は決算が好感され、株価が上昇した。一方、フェイスブックは下落。自社株買いなどを発表したものの、7−9月売上高と10−12月売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことが売りを誘った。

  S&P500種は前日比0.2%高の4574.79。ダウ平均は15.73ドル(0.1%未満)高い35756.88ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇。米国債市場ではニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りが2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.61%。

  ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「ハイテク大手に対して特段の懸念がある人はいないだろう」とコメント。これら企業の業績は「絶対的基準で見てどれも非常に力強く、現時点では期待値が非常に高いことから、以前に比べ期待に応えにくくなっているということはあるだろう」と話した。

  外国為替市場ではドルが主要通貨に対し高安まちまち。資源国通貨は大半が上げ幅を縮小した。円は下落。世界的なリスク選好度の高まりを受けて対ドルで0.5%下げ、先週付けた3年ぶり安値に近づく場面があった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、ドルは対円で0.4%高の1ドル=114円15銭。ユーロは対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1596ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は上昇。米国石油協会(API)の在庫統計を待つ展開だった。この統計についてアナリストは、石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫がさらに減少すると予想している。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物12月限は前日比89セント(1.1%)高の1バレル=84.65ドルと、2014年以来の高値で終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は41セント高の86.40ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。金スポット相場は6営業日ぶりに下落した。米欧企業の決算好調で楽観が広がり、安全な逃避先とされる金の投資妙味が低下した。

  金スポット相場はニューヨーク時間午後2時30分現在、前日比0.8%安の1793.46ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.7%安の1オンス=1793.40ドルで終了。

Commodity Currencies Pare Gains as Dollar Recovers: Inside G-10(抜粋)

Oil Rises With Traders Awaiting Data on U.S. Supply Levels(抜粋)

Gold Ends Five Days of Gains as Earnings Lift Market Optimism(抜粋)

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