(ブルームバーグ): トヨタ自動車など日系自動車メーカー大手の9月世界販売は、三菱自動車を除く6社が前年同月比2ケタ減となった。コロナ禍などによる部品供給不足で自動車各社が大幅な減産を余儀なくされる中、販売への影響が広がってきた。

  トヨタは28日、ダイハツ工業や日野自動車を含めたグループ全体の9月販売は同17%減の76万1823台と1年ぶりの前年割れとなったと発表した。グループの9月生産は同38%減だった。いずれも東南アジアの新型コロナウイルス感染拡大などに伴う部品供給不足が原因だという。

  ホンダも同日、9月の販売は同25%減だったと発表。新型コロナなどによる部品のサプライチェーン(供給網)の問題や半導体関連の部品調達に影響が出たため、米国や中国などで販売が減少した。日産自動車の9月販売は同21%減となった。

  ベトナムやマレーシアを中心に新型コロナ感染が拡大した影響などで自動車業界のサプライチェーンに混乱が広がり、トヨタなどでは8月から生産面での影響が鮮明になっていた。

 

 

 

(各社の実績を追加して更新します)

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