(ブルームバーグ):

タイでは新型コロナウイルスの新規感染者数が4カ月ぶりの低水準となった。同国は入国規制を緩和し、60余りの国からの渡航者について、ワクチン接種が完了していれば隔離措置なしでの入国を認める。

  オーストラリアで人口1位のニューサウスウェールズ州と2位のビクトリア州でも新規感染は減少した。両州は、コロナ流行後で初めて豪国民・居住者とその家族、またニュージーランドからの一部渡航者に、隔離措置なしでの入国を許可する。

  シンガポールは世界で有数の高いワクチン接種率を達成しているが、それでも毎年2000人のコロナ死者が出ると予想している。また同国のコロナ重症患者数は増加した。

  香港は12日から、シニアバンカーや上場企業幹部、領事館職員など入境者の大部分に対する隔離免除措置を廃止する。隔離免除は今後、航空機や貨物船の乗組員、政府高官、越境物資輸送車やタクシー等の運転者など、社会生活において重要な役割を担う人に対象が絞られる。

  米国では成人の約80%がコロナワクチンを少なくとも1回接種した。

  ニューヨークのデブラシオ市長は1日からの市職員のワクチン接種義務化について、全体の91%が義務を果たし、業務上の混乱はほとんどないと語った。

  中国は新型コロナを一切容認しない方針を続けている。週末に浙江省杭州市から上海を訪問した1人の女性がコロナ陽性と判定されたことから、上海ディズニーランドが封鎖された。当局側はこの女性が同テーマパークを訪れたかまだ確認していないが、徹底した追跡調査が行われ、パーク入園者や家族、スタッフが検査された。

上海ディズニー封鎖、入園者全員にコロナ検査−杭州からの1人陽性で

 

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億4712万人、死者数は500万人をそれぞれ超えた。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計70億9000万回を上回った。

(シンガポールやタイ、豪州などの情報を追加して更新します)

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