(ブルームバーグ): 2日の米株式市場で米レンタカー会社エイビス・バジェット・グループが急騰し、一時は前日比218%高となった。電気自動車(EV)の導入拡大で大きな役割を果たす意向を幹部が示したことが買い材料となり、個人投資家の買いが急速に集まった。

  ジョー・フェラーロ最高経営責任者(CEO)は2日、「状況が時間とともに展開するにつれ、EVを取り巻くシナリオにおいて当社はこれまでよりずっと活発に動いていく」とアナリストとの電話会議で話した。

  エイビス株はニューヨーク時間午前11時過ぎに545.11ドルで上場来高値をつけ、年初来上昇率を1300%に伸ばした。出来高は1200万株と過去1カ月の20倍余りに膨らみ、高ボラティリティーのために売買は少なくとも10回停止された。

  株価の急騰で同社の時価総額は大きく伸び、一時はラッセル2000指数の構成銘柄中最大となった。

  テスラ車10万台を購入するとの合意を先に発表した競合ハーツ・グローバル・ホールディングスとは異なり、エイビスは具体的なEV発注計画は明らかにしなかった。だからといってEV関連のディールを目指していないわけではないと、同社幹部らは説明した。

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  ハーツの銘柄コードは2日、オンライン掲示板「レディット」の人気フォーラム「ウォールストリートベッツ」で元祖「ミーム銘柄」のテスラやゲームストップに匹敵する頻度で言及された。

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