(ブルームバーグ): 米ファイザーは米当局に対し、同社製新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種の対象を全成人に広げるよう要請したことを明らかにした。同接種が安全で感染予防効果が高いことを示す大規模治験のデータも提出したと説明した。

  ファイザーと独ビオンテックは9日の発表資料で、米食品医薬品局(FDA)に対しブースター接種の緊急使用許可(EUA)を修正し、対象を18歳以上の成人全員に広げるよう求めたと説明した。

  資料によると、米国とブラジル、南アフリカ共和国で、6カ月以上前にワクチン接種を完了した16歳以上の計1万人余りを対象に今夏に実施された後期治験の有効率は、ブースター接種を受けていない人との比較で95%だった。

  FDAの担当者はコメントを控えた。

  FDAは9月、65歳以上か重症化リスクのある成人らを対象にファイザー・ビオンテック製ワクチンのブースター接種を許可していた。

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