(ブルームバーグ): 米プライベートエクイティ(未公開株、PE)業界で最も著名な投資家の一人が、時価総額最大の暗号資産(仮想通貨)ビットコインについて、支払いに適した選択肢にはならないとの考えを示した。

  PE投資会社JCフラワーズの創業者クリストファー・フラワーズ氏は、ベルリンで開かれた「スーパーリターン」会議の最終日となる12日、「ビットコインを支払いにおける本格的な代替手段として捉えるのは極めてばかげている」と指摘。「あまりに遅く、高過ぎだ」と述べた。

  ビットコインは今週に入り過去最高値を更新し、初めて6万9000ドル付近で推移した。物価上昇のデータを受け、ビットコインがインフレヘッジになるとの見方が広がったためだ。

  だがフラワーズ氏は、ビットコインがインフレヘッジになるとの考えについても批判的な見方を示した。同氏はビットコインについて、「金との相関関係は実質的にゼロ」だとしたほか、仮想通貨の投資家にとってインフレは最重要事項ではないと述べた。

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