(ブルームバーグ): タイ経済は7−9月(第3四半期)に予想より小幅のマイナス成長となった。新型コロナウイルス禍の最悪期を脱して来年回復する軌道にある。

  国家経済社会開発庁(NESDC)の15日の発表によると、7−9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比0.3%減少。ブルームバーグ集計のエコノミスト予想中央値は1.3%の減少だった。4−6月(第2四半期)は同7.6%増に改定された。

  NESDCのダヌチャー長官は4月以来となる対面での記者会見で、コロナ状況の改善が規制措置の緩和につながったため、経済活動が8月下旬から上向き始めていると指摘した。

  NESDCはこの日、来年のGDP成長率が3.5−4.5%になるとの見通しも発表。今年は1.2%の伸びを見込んでいる。財務省は先月、今年のGDP伸び率を1%、来年は4%との予想を示していた。中央銀行の予想は今年が0.7%、来年が3.9%。

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