(ブルームバーグ): オーストラリアのテハン貿易相は17日、中国の環太平洋連携協定(TPP)加盟申請を踏まえ豪中間で閣僚級協議を行えるようになる必要があるとの認識を示した。

  同相はブルームバーグテレビジョンの番組で、「特に市場アクセスの問題に取り組みことができるようにならなければならない」と指摘し、「そうした市場への加盟に向き合うためにはある種の閣僚対話が必要になるだろう」と述べた。

  中国は9月、TTP加盟を正式に申請。その後すぐに台湾もTPP加盟を申請し、TPP加盟国は難しい選択肢を迫られている。日本や豪州、カナダなどが台湾加盟を後押しする一方で、東南アジア諸国は中国との貿易を通じた恩恵にあずかり続けたいと考えており、長く政治問題化する申請プロセスとなる可能性がある。

  テハン貿易相は台湾の申請後、台湾側と協議はしていないと説明。台湾に触れながら、「どのような経済であれ、どのような国であれ、TPP加盟を望むのであれば、他の加盟国と同じルールが適用される」と語った。

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