(ブルームバーグ): 中国の不動産開発会社、陽光城集団に投資家の関心が集まっている。同社は今週、間近に迫った支払いの延期とデフォルト(債務不履行)回避に向けて債権者の承認を得ようと躍起になっている。

  陽光城傘下の陽光城嘉世国際はドル建て債3本、計7億4700万ドル(約850億円)相当を2022年9月償還の新発債と交換することを提案。17日が同提案を巡る債権者の直近の投票期限だった。さらなる時間的猶予がなければ満期時に償還に応じられない可能性があるとして、期限は何度か延期されている。

  陽光城嘉世国際の22年1月償還のドル建て債(表面利率5.3%)は額面1ドルに対し、9月の100セント前後から約26セントに下落。

  陽光城の債務は同業の佳兆業集団を下回っているものの、中国恒大集団に端を発する歴史的な危機の中、22億ドル規模のドル建て債はディストレスト債レベルでの取引となっている。

中国の陽光城、ドル建て債支払期限延長探る−不動産各社の苦境続く

  不動産調査会社の中国房産信息集団(CRIC)によれば、上海に本拠を置く陽光城は今年の成約販売で中国18位の不動産開発会社。グリーンプロジェクトに焦点を当て、国内100都市余りで事業を展開している。

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