(ブルームバーグ): インドの電子決済サービス会社ペイティーエム(Paytm)を運営するワン97コミュニケーションズの株価が23日、今月18日の上場以来初めて上昇した。それまでの2営業日では大きく売り込まれ、株式時価総額は3分の1余り減少していた。

  23日は9.9%上昇したが、それでも新規株式公開(IPO)価格の2150ルピーを30%程度下回る水準。ワン97はIPOで25億ドル(約2900億円)を調達し、コーナーストーン投資家にはブラックロックやカナダ年金制度投資委員会(CPPIB)といった世界の機関投資家が名を連ねる。ただ、上場初日に株価は27%下落し、世界の主要テクノロジー企業としては最悪レベルの出だしとなった。

  同社株の不振は、インド市場に上場を準備するテクノロジー企業の先行きに影を落としている。インド市場では今年、資金調達が飛躍的に伸びる見通しだったが、IPOを計画していた決済会社モビクイックは「適切な時期に」上場する方針を示した。

 

 

Paytm Shares Extend Gains to 10% After Two Sessions of Selloff(抜粋)

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