(ブルームバーグ): シンガポールは24日、来年の経済成長率が3−5%と、今年から鈍化するとの見通しを示した。新型コロナウイルス禍に伴う最悪期からの回復ペースが落ち着くとみている。

  貿易産業省の発表によれば、今年の成長率見通しは7%前後。コロナ絡みの制限緩和と世界経済の安定化が反映されている。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値では、2022年の成長率は4%が見込まれている。

  シンガポールは感染者数の減少を受けて国境封鎖の解除を進めているが、政府は年内に国内の規制がさらに緩和される可能性は低いと示唆している。

  貿易産業省が合わせて発表した7−9月(第3四半期)の国内総生産(GDP、確定値)は前年同期比7.1%増加。10月の速報値(6.5%増)から上向き改定となり、エコノミスト予想(6.5%増)も上回った。

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