(ブルームバーグ): メキシコの7ー9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は、予想を上回る落ち込みとなった。労働力の外部委託を禁止する新たな法律がサービス業に打撃を与えたほか、新型コロナウイルス感染者の急増が影響した。

  国立統計地理情報院(INEGI)が25日発表した7−9月のGDP確定値は、前期比0.4%減と、速報値の0.2%減から下方改定された。ブルームバーグがまとめたエコノミストの予想中央値は0.3%減だった。マイナス成長となるのは、新型コロナ感染拡大に対応するため一連の厳しい制限措置が取られた2020年4−6月(第2四半期)以来。前年同期比では4.5%増だった。

  メキシコでは4月、脱税対策などを目的に大半の業務委託を禁止する法案が成立。これは正規雇用の増加につながったものの、労働力の外部委託を専門とするサービス企業に打撃を与えた。一方、新型コロナ感染者が8月に急増し、経済活動が予想を上回る落ち込みとなった。

 

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