(ブルームバーグ): ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のホークスビー総裁補佐は26日、中銀は利上げペース加速の必要性があるかどうかを判断する上でインフレ期待を注視するとの見解を示した。

  ブルームバーグテレビジョンとのインタビューでホークスビー氏は「インフレ期待がわれわれにとって極めて重要になる」とし、「われわれの動きを加速させ得る材料があり、それはインフレ期待だと思う」と述べた。

  中銀は今週、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)を2会合連続で引き上げて0.75%としたほか、向こう約2年間にOCRが2.5%に引き上げられる見通しを示した。2年間のインフレ期待は2.96%と約10年ぶりの水準に急上昇する一方、消費者物価指数(CPI)は4.9%上昇している。中銀は中期でインフレ率を1ー3%の中間点付近に維持することを目指している。

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  ホークスビー氏は「5−10年のインフレ期待は非常に安定している」とした上で、「短期のインフレ期待はCPIと共に上昇しているが、われわれが予想するような形での上昇だった。従って、それは注視すべき本当に重要な要素だと考えている」と語った。

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  経済見通しのリスクについては、現時点でバランスが取れているとの見方を示した。

 

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