(ブルームバーグ): 電気自動車(EV)メーカーの米テスラは、上海工場の生産能力が限界に近づいているため、最大12億ドル(約1370億円)を投じ設備を更新する計画だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  2019年1月に着工した上海工場は今年中に生産能力いっぱいの状態になると見込まれている。詳細は社外秘だとして関係者が匿名を条件に語った。

  イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)率いるテスラは20年の年次報告書で、上海工場の生産能力は年45万台だとしていた。

  上海市の企業環境情報開示プラットフォームに掲載された資料によれば、テスラは上海工場の生産ライン最適化に向け投資する計画。

  設備の更新は同工場の現行生産エリア内で行われるという。テスラの担当者(中国在勤)は投資について、重要設備の更新とテクノロジーの改善が狙いだと説明。「直接的」には生産能力の拡大に結び付かないとしている。

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