(ブルームバーグ): 東京株式相場は反落。新型コロナウイルスのオミクロン変異株への警戒感が高まった。米国でも感染者が確認され、投資家は株式などリスク資産を避ける姿勢を強めた。電機や精密機器などの景気敏感株に売りが出たほか、国際線新規予約の停止要請を巡る政策変更で売り買いが交錯した空運株は下落して取引を終えた。一方、電気・ガスや医薬品などディフェンシブ銘柄は上昇した。

市場関係者の見方

アイザワ証券投資顧問部の三井郁男ファンドマネジャー

米国でオミクロン変異株の感染が確認されたのが引き金となって株式相場は下げた。人手不足などを通じて景気停滞の要因となるのか警戒されているソフトバンクG株の大幅下落で、個人投資家には追加証拠金の請求が出ているようだ。個人投資家の取引が多いマザーズ銘柄も下げが目立った株式相場が一時下げ渋ったのは騰落レシオなどで売られすぎとなる水準まで切り下げた面がある。長期的にみれば感染の影響は弱まり経済が正常化に向かっていることに変わりはないだろう

東証33業種

背景

米国でもオミクロン変異株の感染初確認、南ア渡航者から−CDC【新型コロナ】新変異株、ワクチンが重症化予防とWHO−南アで倍増国際線新規予約の一律停止取りやめ、邦人帰国に配慮−官房長官 ドル・円相場は1ドル=113円前後で推移、前日の日本株終値時点は113円45銭

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