(ブルームバーグ): 米クリーブランド連銀のメスター総裁は、必要な場合に来年2、3回の利上げが可能になるよう連邦準備制度による資産購入のテーパリング(段階的縮小)ペース加速に「非常にオープン」だと語った。

  メスター総裁は1日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「テーパリングを加速させることは、インフレが来年著しく後退しない場合、必要に応じて利上げ可能な状況になるよう確実に保険をかけ、選択性を確保するということだ」と指摘した。

  同総裁は最近のデータが「そうしたケースを裏付ける方向だ」とした上で、「テーパリングのペース加速の検討を私は大いに受け入れる。インフレ指標が現実に今のような状況で、労働市場もこれほど強い現状では、来年2、3回の利上げが必要な場合にそれができるようにしておかなければならないと思う」と発言した。

  同総裁は来年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

  パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長はこれより先、14、15日に開くFOMCでテーパリングの加速を検討することが適切との認識を示し、アトランタ連銀のボスティック総裁とサンフランシスコ連銀のデーリー総裁も、経済データが強い状況が続くことを前提にテーパリング加速に前向きな姿勢を示していた。

 

 

 

 

 

 

 

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