(ブルームバーグ): 日本銀行が20日発表した7−9月期の資金循環統計によると、日銀の9月末時点の国債保有残高は短期国債の償還などに伴い前年比0.7%減の538兆円となった。日銀の保有が前年から減少するのは2009年3月以来で、13年4月に黒田東彦総裁の下で大規模緩和を実施してからは初めて。

  国債残高に占める日銀の保有割合は44.1%で、引き続き日銀が最大の保有主体。

  家計が保有する金融資産残高は前年比5.7%増の1999.8兆円で過去最高となった。日銀によると、家計の金融資産の過半を占める現金・預金の増加に加え、株高や円安を反映して投資信託や株式などが大きく増加した。

家計の金融資産のうち53.6%を占める現預金残高は1072兆円。このうち現金は同4.9%増の102.8兆円で過去最高。預金は3.5%増の969.6兆円で過去2番目投信残高は同24.0%増の90兆円で過去最高株式等は同28.6%増の218兆円民間企業の金融資産は同8.3%増の1250兆円で過去最高現預金は同4.4%増の321兆円で過去最高海外の国債保有額は164兆円で同8.1%増。構成比は13.4%

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