(ブルームバーグ): 米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は22日、自社株の持ち分縮小を「ほぼ完了した」とツイッターで表明した。その数時間前には保有株を10%手放す目標を達成するのに十分な売却を済ませたと風刺ニュースサイト「バビロン・ビー」とのインタビューで明らかにしていた。

  世界一の富豪であるマスク氏は同インタビューで、「これまでの売却で、私のテスラ株放出は約10%になった」と指摘。その後ツイッターで、あらかじめ決められた計画の下、今後さらなる売却を行うと説明した。

  マスク氏のインタビューでの発言を受け、テスラの株価は11月1日以来の大幅高となった。22日の米株式市場で、テスラ株は7.5%高の1008.87ドルで終了。同社の時価総額は1兆ドル(約114兆円)台を回復した。

マスク氏はテスラ株一部売却を、2.4兆円相当-SNS投票で過半数 (1)

 

  規制当局への最新の届け出によれば、マスク氏はテスラ株3億2570万ドル相当を追加売却。これとは別に5億2800万ドル相当も売却し、これまでの合計で1380万株、約145億ドル相当を手放した。権利行使可能なストックオプションを除くというマスク氏の約束を前提とすれば、10%売却までさらに約1700万株を手放す必要がある。

  テスラ株はマスク氏の持ち株売却を巡るツイッター投票直前の11月4日に上場来高値を付けて以来、約18%下げている。

 

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