(ブルームバーグ): ツイッター上でまたビリオネア同士が対立している。今回の争いは、米ブロックの創業者でツイッターの前最高経営責任者(CEO)ジャック・ドーシー氏と、著名なシリコンバレーのベンチャーキャピタリスト、マーク・アンドリーセン氏の間で起きた。

  両氏の対立は、アンドリーセン氏がツイッターでドーシー氏をブロックしたことで激化した。インターネット上で注目が集まり、子どものけんかのようだとの声もでているが、インターネットの未来を構築するのは誰になるのかという深刻な問題も提起している。

  ドーシー氏は今週に入り、アンドリーセン氏のベンチャーキャピタル(VC)会社をからかうような発言を行っていた。

  同氏は次世代の分散型ウェブの土台となると考えられている「ウェブ3」テクノロジーについて、ベンチャーキャピタル(VC)の投資や影響に毒されているとの見方を示し、特にアンドリーセン氏が共同で創業したアンドリーセン・ホロウィッツをやり玉にあげた。 

  「『ウェブ3』を所有しているのはあなた方ではない。VCとリミテッドパートナー(有限責任投資家)だ。彼らのインセンティブから逃れることは決してできない」とドーシー氏は20日遅くにツイートした。

  また、ウェブ3が「aとzの間のどこかにある」とし、アンドリーセン氏が共同で創業したアンドリーセン・ホロウィッツの略称「a16z」に暗に言及した。

  これに反発したとみられるアンドリーセン氏にツイッターでブロックされたことを受け、 ドーシー氏は「私は公式にウェブ3から締め出された」と冗談を飛ばした。

  アンドリーセン氏は自身の会社の担当者を通じてコメントを控えた。ブロックの担当者はコメントの要請に今のところ応じていない。

Dorsey-Andreessen Twitter Spat Escalates Over Web3 Ownership(抜粋)

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