(ブルームバーグ): 28日の香港株式市場で中国のテクノロジー銘柄が売られた。新年が迫る中でも中国ハイテクセクターに対する地合いの弱さが続いている。

  中国大手テクノロジー企業中心のハンセンテック指数は前営業日比0.9%安で終了。一時は1.6%安となった。20日に付けた年初来安値に近づいている。香港株の指標、ハンセン指数は0.2%高で引けた。

   動画投稿アプリ大手、快手科技は4%安、テンセント・ホールディングス(騰訊)は2.1%下げた。フードデリバリー事業を展開する美団は1.2%安。

  中国当局が国内企業の海外上場に対する審査を強化する新たなルールや提案を相次ぎ公表したことで、中国テクノロジー企業に対する投資家のセンチメントが一段と悪化した。当局は「変動持ち分事業体(VIE)」と呼ばれる仕組みを活用した海外新規株式公開(IPO)の禁止には至らなかったが、新たなルールによって上場プロセスは一段と難しくなりコスト負担が増すことになる。 

滴滴で学んだ中国、国外IPOを包括規制へ−外国証券会社にも影響か

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