(ブルームバーグ): 28日の米株式市場でモデルナ株は6営業日続落し、ここ2年余りで最長の値下がりを記録した。8月に付けた上場来高値からの下落率は50%となった。

  8月の上場来高値以降、同社の時価総額約980億ドル(約11兆2500億円)が吹き飛んだ。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染が世界的に拡大する中、米食品医薬品局(FDA)が最近ファイザーとメルクの新型コロナ感染症(COVID19)経口薬(飲み薬)に緊急使用許可を出したことで、モデルナ株は圧迫されている。

  モデルナ株は2.2%安の241.44ドルで取引を終了。ここ6営業日で約18%値下がりし、時価総額約220億ドルが失われた。

  ただ、同社株は年初来では131%上昇している。 7月にS&P500種株価指数に加わったモデルナは指数の今年のパフォーマンス上位銘柄であるほか、ここ2年間で同社株のパフォーマンスを上回っているのはテスラのみ。

  ファイザー株も28日に下落。今月16日には上場来高値で引けていた。ビオンテックの米国預託証券(ADR)も値下がりし、2020年9月以来の長期下落となった。

Moderna Sheds $98B in Value as Stock Slumps 50% From Peak (1)(抜粋)

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