(ブルームバーグ): 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は93万4090株、10億2000万ドル(約1170億円)相当のテスラ株を追加売却し、持ち分を10%減らす目標にまた一歩近づいた。米証券取引委員会(SEC)への28日の届け出で明らかになった。

  マスク氏は11月にツイッター上で一部持ち株売却の是非を自身のフォロワーに問うて以来、テスラ株の放出を続けている。先週のツイートでは、保有株の10%縮小が「ほぼ完了」したとしていた。

  今回の売却分を含めれば、マスク氏はこれまでに計約1560万株、約164億ドル相当を手放したことになる。権利行使可能なストックオプションは同氏の約束の対象外だと仮定すれば、10%売却までさらに約1700万株を手放す必要がある。

  ブルームバーグ・ビリオネア指数によれば、世界一の富豪であるマスク氏の純資産は2789億ドルと、今年に入り80%近く増加した。

 

©2021 Bloomberg L.P.