(ブルームバーグ): 米疾病対策センター(CDC)は30日、新型コロナウイルスのワクチン接種済みでもクルーズ船の利用は控えるべきだと勧告した。船内の密な環境では感染が広がりやすいとして、クルーズ旅行についての警戒レベルを4段階の最高に引き上げた。

米CDC、クルーズ船の利用避けるよう勧告−ワクチン接種済みでも

  米食品医薬品局(FDA)は米ファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンに関し、1月3日に12−15歳へのブースター(追加免疫)接種を認める予定だ。事情を知る複数の関係者の話として米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。

  CDCはワクチンを2回接種した5ー11歳の子供3万人を対象にした調査で、副反応の大半は軽度だったとし、接種は安全だと報告した。

  1月1日に就任を控えるニューヨークのアダムズ次期市長は30日記者会見し、学校の閉鎖回避と企業活動の維持に努めると公約した。新型コロナ対応方針を説明し、民間セクターの被雇用者全員に対するワクチン義務化を継続するほか、ワクチン接種と検査を重点的に進めると表明した。

  米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のコロナワクチンのブースター接種がオミクロン変異株による入院リスクを大幅に低下させることが、南アフリカ共和国の医療従事者を対象とした研究結果で示された。

J&J製ワクチンの追加接種、オミクロン株の入院リスク大幅に減らす

  J&Jはまた、ファイザー・ビオンテック製のワクチンを2度接種し、ブースターとしてJ&J製を接種すると、引き続きファイザー製のブースターを投与された場合と比べ高い中和抗体価が得られたと明らかにした。

J&J、ワクチン混合接種はオミクロン株に強い効果も−報告

  高機能のN95マスクはもはや医療従事者だけのものではなくなった。それを鮮明にするのは、30日から360万人の州住民に計600万枚の配布を始める米コネティカット州の動きだ。同州の公衆衛生当局者は、どんなマスクでも新型コロナ予防に役立つが「N95はより良い防御になる」と指摘。「州内に居住する希望者に対して十分な数のN95マスクを配布する」と述べた。

オミクロン株感染拡大の米国、高機能マスクに一般市民の需要急増

  ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億8490万人、死者数は542万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計91億1000万回を超えた。

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