(ブルームバーグ): 2021年の米株市場では、大型テクノロジー株が3年連続で相場上昇に貢献した。アップルやマイクロソフトなどは経済環境にほとんど関係なく強い需要を保ち続けている。

  両社にグーグル親会社のアルファベット、アマゾン・ドット・コム、フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズを合わせたハイテク5強は、いずれも年間ベースで株価が上昇。年初来上昇率(30日時点)はアルファベットが約70%、アマゾンが4%程度と大きな差があるが、時価総額は合計で2兆5000億ドル(約290億円)余り膨らんだ。

  マイクロソフトとアップル、アルファベットの3社はS&P500種株価指数の今年の上昇に最も大きく貢献。マイクロソフトは時価総額が2兆ドルを超え、年間騰落率は10年連続でプラスとなった。アップルは時価総額3兆ドル目前まで来ている。

  資産運用会社ジャニー・モンゴメリー・スコットの主任投資ストラテジスト、マーク・ルッシニ氏は「こうした企業が極めて好調を維持していることを投資家は認識した」と指摘。利益の急成長や競争上の強み、強固なバランスシートにより、21年のリスクの一部をかわすことに成功したと述べた。

  「22年にシクリカル銘柄の比重を高める利点には同意するが、ハイテクを見限ることはない」とルッシニ氏は話した。

Big Tech Adds $2.5 Trillion in Market Value on Robust 2021 Gains(抜粋)

©2022 Bloomberg L.P.