(ブルームバーグ): 3日の米株式市場で電気自動車(EV)メーカー、米テスラの株価が急上昇。昨年10−12月(第4四半期)の世界出荷台数が過去最高を記録したことが好感され、好調に1年のスタートを切った。

テスラ、昨年10−12月の出荷台数が過去最高に−30万8600台

  終値は前営業日比14%高の1199.78ドル。昨年3月以来の大幅高で、1年最初の営業日としては上場来最高のパフォーマンスとなった。時価総額はこの日だけで1440億ドル(約16兆6000億円)増えた。この増加分はハネウェル・インターナショナルやスターバックスの時価総額にほぼ匹敵する。

  10−12月の世界出荷台数は30万8600台と、アナリスト予想平均の約26万3000台を上回った。ウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は「強気派も仰天するような、トロフィー棚に飾っておける四半期だった」と電子メールでコメント。年末の「驚異的な業績」は新年への「強力な追い風になる」と指摘した。

  自動車メーカーの大半は世界的な半導体不足で生産調整を余儀なくされ、需要拡大の中でも販売が抑制されている。テスラはそうした状況で7四半期連続の出荷台数増加を成し遂げた。

  カウエンのアナリスト、ジェフリー・オズボーン氏は「テスラは引き続き実行面で優れ、出荷・生産実績がコンセンサス予想を上回っている」と指摘した。

(終値や時価総額を追加します。更新前の記事は第2段落の円換算を訂正済みです)

©2022 Bloomberg L.P.