(ブルームバーグ): アルゼンチン中央銀行は6日、主要政策金利を約1年2カ月ぶりに引き上げた。国際通貨基金(IMF)が金融政策の引き締めを求めていた。ペルー中銀は同日、6カ月連続で利上げを決めた。

  アルゼンチン中銀は7日物中銀債金利(LELIQ)を2ポイント引き上げ40%に設定。38%への引き上げは2020年11月だった。

  アルゼンチンのインフレ率は50%前後。世界中の中銀がインフレ加速に歯止めをかけようと利上げに動く中で、アルゼンチン中銀はこれまで政策金利の据え置きを続けていた。

  IMFは昨年12月、アルゼンチンがIMFから借り入れている400億ドル(約4兆6400億円)の支払いスケジュールを見直す新プログラム協議の一環として、同国に対し「適切」な金融政策の実施を促し、特にインフレ率を超える水準に政策金利を引き上げるよう提言していた。

  ペルー中銀は政策金利を3%に引き上げた。利上げ幅は0.5ポイントで、ブルームバーグ調査に答えたアナリスト7人中5人の予想通りだった。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から力強く持ち直しているペルー経済だが、インフレ圧力が高まっている。昨年12月のインフレ率は6.4%と、13年ぶりの高水準に達した。

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