(ブルームバーグ): 中国の地方政府が2022年の経済運営方針を示し始めた。中央政府の成長率目標を探る手掛かりとなる。

  北京市は地元経済の成長率を「5%以上」、河南省は「7%」とする目標をウェブサイトに6日掲載した報告案で示した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まる前の19年成長率は北京市が6.1%、河南省が7%だった。

  北京市政府は「安定性が最優先課題」だとし、中国指導部が最近発しているコメントを踏襲した。

  中国は通常、3月に開催される全国人民代表大会(全人代)でGDPの年間成長率目標を発表する。中央政府は安定化の必要性を踏まえ不動産セクターを抑制する政策のバランスを取ろうとしており、エコノミストらは中国指導部が5%を成長率目標の下限として設定すると見込んでいる。

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