(ブルームバーグ): 暗号資産(仮想通貨)業界では、ビットコインが年内に10万ドルに到達するとの予想が相次いでいる。しかし、ウォール街ではそうした予想はそれほど多くはない。

  JPモルガン・チェースが顧客を対象に実施した調査では、ビットコインが年内に10万ドルに達するとの回答は5%にとどまった。ただ、回答者の40%余りが6万ドルを上回ると予想している。6万ドルは最近の下落局面が始まる前である約2カ月前の水準だ。

  JPモルガンのストラテジストで今回の調査を含むリポートの執筆者であるニコラオス・パニギリツオグル氏は「ビットコインへの弱気な見方に驚いていない」と指摘。「ビットコイン先物に基づくわれわれのビットコインポジションの指標は売られ過ぎのように見える」と指摘。ビットコインの公正価値は、投資家が金に対するボラティリティーの比率をどれぐらいに想定しているかに左右されるが、3万ドルから7万3000ドルの間との見方を示した。

  ビットコインは10日に下落し、一時4万ドルを割り込んだ後、4万1000ドル台に値を戻した。

ビットコイン下落、4万ドル割れ−取引開始以来で最悪の年初滑り出し

Only 5% of JPMorgan’s Clients See Bitcoin at $100,000 by Yearend(抜粋)

©2022 Bloomberg L.P.